●ほだ木の栽培方法(マイタケホダ木、トビタケホダ木) | 真室川きのこ本舗 | 真室川きのこ本舗


ほだ木の栽培方法(マイタケホダ木・トンビタケホダ木)

1 榾木(ほだ木)の埋め込み時期

  • マイタケは、4月~6月下旬までに埋め込んだ場合、その年の秋口から徐々に発生し始める。
  • 7月以降に埋め込んだ場合、その年の発生率は極端に下がるが、翌年秋の発生率は大きく上がる。(気候条件による例外あり)
  • マイタケの発生率は、埋め込み後、2年目が最も多い。
  • マイタケホダ木を、100個埋め込んだ場合、2年目に、約35kgの総収穫実績あり。 (平成13年度)
  • トンビマイタケほだ木は埋め込みをしたその年よりも、翌年の方が発生率が高い。

2 埋め込み場所

  • 比較的明るい場所で、排水の良い東~南面が良い。(排水が悪いと菌糸が枯死する事がある)
  • 夏場、強い直射日光の当たる場所にほだ木を埋め込む場合は、必ず70~80%位の遮光ネットを使用する。 
  • 広葉樹林下、杉林下の場合は、半ひかげで荒風の当たらない所にする。(暗すぎると発生しない場合もある)

3 埋め込み後

  • マイタケ、トンビマイタケ共に3cm程度の土を被せ、その上に落ち葉を掛け、5月末(温度が26度を越す)頃に遮光ネットを張る。遮光ネットの小口面は、換気の為に開けて置く。
  • 雑草が伸びてきたら、こまめに取り除くようにする。発生の2週間位前からは、雑草取り等を控える。
  • マイタケ、トンビマイタケは7日以上晴天が続いた場合、ジョウロなどで自然水をやるようにする。(水道水は×)

4 発生

  • トンビマイタケの発生は東北地方で7月下旬頃の、高温晴天が続いた頃から。
  • マイタケの発生は東北地方で9月中旬頃の、気温が20度を切る頃から。
  • 発生し始めたら、遮光ネットは4方向から閉じて、荒風を防ぎ60%以上の保湿に努める
  • トンビマイタケ発生後に、日差しが強く、日焼けによる黒ずみが起きる場合、さらに外側に60%位の遮光ネットで覆い二重ネットにすると良い。(発生前に2重ネットにすると、発生率が落ちるので注意!)
  • トンビマイタケは、きのこが発生したら、必ず夕方涼しくなるのを待って、きのこの廻りや遮光ネットの上から散水をして湿度を上げてやると、きのこが大きくなりやすい。
  • キノコの発生量が少ない原因は、埋め込み場所の気温が低い、水分及び、湿度不足、水はけが悪い等が挙げられる。
  • 発生したキノコが大きくならない原因は、榾木を一個一個離して、埋め込んだり、荒風及び湿度不足による事が最も多い。
  • 日当たりが強いと、マイタケはより黒くなり、日当たりが弱いと、通常より白っぽくなる。

〔1〕

  • 袋をカッターなどで切り、取り出して上に向けて、なるべく隙間が出来ないようにくっつけて並べる。
  • 多少有機質の土が最も良く、晴天が続いた時作業がやり易い

  〔注〕砂、粘土は使用しない。上下を逆にすると発生が悪い。



〔2〕

  • 榾木は必ず木と木の側面を付ける。
  • 空間の所には棒などで透き間のない様に軽く土を押し込む。(強く押すと、木と木が離れるので注意)


〔3〕
  • 水はけの良い場所では穴を掘って平畝に埋めても良い。
  • 上に土を被せて3cm程度になる様にレーキ等でならす。
  • 平畝の場合は散水の必要が少なくて済む。



〔4〕

  • 水はけが悪い場所では、周りを板等で囲い、高畝にして埋め込むと良い。
  • 5月初めから7日以上の晴天が続いた場合、表面の土が十分に湿る位の散水が必要。



ほだ木の埋め込み例
  • 雨が降った後榾木の上に3cm程の土がある事を確認して、上面全体に落ち葉をかける。
  • (注)ほだ木の上にかける、土や落ち葉の量が多すぎると発生率が大きく下がるので注意する。
  • 斜光ネットは、直射日光の当たる場所では、榾木上面から1m位の高さが必要。低いと高温になり発生量が少なくなる。
  • ナメクジなどの食害を防ぐ為には、板及び、プラスチックのアゼ波板などでしきりをすると良い。(地上に10cm位、地中に20cm位)

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